理事長あいさつ


この度は当会ホームページにご来訪いただき誠にありがとうございます。

ご承知のとおり、今の社会は多くの問題を抱えておりますが、中でもとりわけ環境問題と人間の精神性の崩壊が大問題であると私たちは考えています。

文明の発達により、私たちの暮らしはずいぶん便利に快適になりましたが、地球環境を犠牲にし続けてきたしっぺ返しとして、いま多くの災害を経験させられているのではと感じています。いざ被災すると、現代の日本人は食べ物・着る物・住むところを自然から自力で生産する知識・技術が欠けているので、行政やボランティアの助けを待つしかなくなってしまいます。本来の生きる力とは、たとえ非常時でもその土地でたくましく生きられる力の事ではなかったでしょうか。私たちは、本来の生きる力である衣食住のノウハウを身に付けて次世代に継承していく事は、地球に住まう大人の共通の役割ではないかと考えています。

文明化が世界中に広がり続けている中、どこまで母なる星・地球が持ちこたえられるか・・・分かりませんが、地球を壊さない方法で、地域住民同士で助け合いながら衣食住を作り、科学技術も上手く取り入れた新しい循環型コミュニティのひな型をつくり、そこに行政も協力し、日本中世界中に発信していかなければ、このままでは子や孫たちに健全な地球を受け継いでいけないのではないかと危惧しております。

 一方で、必要とされたい・人の役に立ちたいという要求は、誰もが根っこに持っている共通の思いであり、その思いが満たされる事で幸福を得られるのが人間ではないでしょうか。誰もがその思いを叶えられ、人と繋がって生きている実感を持ち続けられる社会が、目指すべき幸福で平和な社会だと私たちは考えています。特に障がい者やお年寄り・引きこもりなどの社会的弱者や孤独を抱えて生きる方々こそ、最も強くその思いを持っているのではと思います。全ての人に優しく、誰もが主役として個性を発揮して生き生きと輝ける場づくりが必要です。

当会は、環境に優しく人にも優しい、助け合い・循環型のミュニティづくりを目指します。共感される方がいらっしゃいましたら、出来るところから是非ご参加ください。よろしくお願い申し上げます。

特定非営利活動法人 Earth as Mother 三重

理事長 市川 ミナ(美奈)

特定非営利活動法人 Earth as Mother 三重
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