コラム『大石町の八朔祭り』

日々の想い

こんにちは。理事長の市川ミナです。
いつもご購読いただき、ありがとうございます。

今回は、私たちの活動拠点である松阪市大石町の「八朔(はっさく)祭り」をご紹介します。

大石町では、毎年夏の終わりに八朔祭りが開かれます。
今年も8月31日と9月1日に開催され、普段はのんびりとした町が、この時ばかりはたくさんの人で賑わいます。
31日の夜には音楽に合わせて夜空いっぱいに花火が上がり、なんと千人ほどが集まることもあるんですよ!
自然豊かな大石にみんなが集まって花火を見上げる光景は、まさに最高の夏の風物詩です。

実はこの八朔祭り、ただの夏祭りではありません。
「八朔」とは旧暦の8月1日のこと。
昔の人にとってこの時期は、稲が実り、収穫を迎える大切な季節でした。

「ここまで無事に育ってくれた作物が、どうか無事に実りますように」
「台風や風雨などの災いが起こりませんように」
「家族や地域のみんなが、元気に過ごせますように」

そんな祈りを込めて、大石不動院で祈祷が捧げられてきたのが始まりとされています。
はっきりした数字は定かではありませんが、約300年もの歴史があると聞いています。
300年前の大石の人たちも、同じように田畑を眺めながら、秋の実りを願っていたんですね。

時代が変わり、私たちの暮らしもずいぶん変わりました。
大石町には今も美しい田畑が残り、生活に農が溶け込んでいますが、
地域の農を担う世代は70~80代の高齢期が中心です。
その子ども世代は外へ働きに出ている方が多く、地域を守る田畑の担い手は少しずつ減っています。

お祭りで町の人たちが久しぶりに顔を合わせ、花火を楽しみ、
屋台を囲んで歌って踊ってワイワイ過ごすのは本当に素敵で楽しい時間です。

だからこそ、私たちはその背景にある「五穀豊穣を願う」という祭りの本来の意味、
そしてこの美しい田畑を、次の世代へ大切に繋いでいきたいと考えています。

アースアズマザー三重では、担い手のいなくなった田畑をお借りして、
完全オーガニックの自給農を行っています。
町に笑顔と活気を取り戻すための原動力として、
まだまだ小規模ではありますが、出来るところから一歩ずつ始めています。

昔の人たちが大事に守り、受け継いできてくださった田畑を未来へ繋ぐ活動。
水も空気も風景も綺麗で、日当たりの良い大石町で、
私たちと一緒に「農的暮らし」を始めてみませんか?

まずは気軽に体験できる、農事ボランティアからいらしてくださいね♪
いつでも温かくお待ちしています!

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自然に癒され、日々の疲れのリフレッシュにもなる農事ボランティアです。
三重県松阪市内の遊休農地で、農薬・化学肥料・除草剤を一切使わない
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